はじめに
デビューした人にとって1度しか獲得のチャンスがない「新人賞」
推しがいる人なら、自分の推しに手にしてほしい!という気持ちを持ちますよね。
私の推しのコウキ/田中煌己君は、LOUDを経て1度はデビューするはずの機会を、延期という形にされてしまったので、今は姿を見ることもできませんし、いつデビューするかも決まっていないので、まだまだ先という感じなのですが、今回は「韓国の新人賞」について予習してみたいと思います!
韓国の音楽授賞式
韓国は音楽の授賞式がとにかく多いのですが、その数ある授賞式の中でも、注目度の高いものは4つです。
その中でも特に「MAMA」は、1999年に「Mnet映像音楽大賞」としてスタートし、2009年「Mnet KM Music ASIAN MUSIC AWARDS」に改めて、アジア最大の音楽授賞式に生まれ変わりました。
マカオ・香港・日本など、海外開催も実施し、グローバルな授賞式として君臨しているので、注目している方も多い授賞式です。
K-POP世界市民意識というコンセプトで、Mnetを運営するCJ ENMが主催
「MAMA AWARDS/MAMA」
韓国で初めてK-POPとドラマを結合させたアジアの授賞式
「Asia Artist Awards/AAA」
音楽サイトMelonの運営元である、KakaoM&MBCプラスが主催
「Melon Music Awards /MMA」
韓国の中で最も古く権威のある
「Golden Disc Awards/GDA」
選考方法
新人賞の選考方法はそれぞれ授賞式によって違いますが、主には、審査員・ファン投票・MVの再生回数・アルバムの売り上げ枚数などの、総合評価になっています。
2022年度の新人賞
2022年度(2021年12月~2022年11月までのデビュー組)の新人賞を獲得したグループと、授賞式を以下にまとめてみました。新人賞と同等の意味ですが、ネーミングが違う賞もあります。
授賞式は他にもあるかもしれないのですが、把握できたものだけここに記載します。
2022年のMAMAは、出演が決まっていたTEMPESTが受賞するかと思われていましたが、新人賞の男性部門は、JYP所属の6人組バンドグループXdinary Heroesが獲得したことで、驚いた人が多かったです。そしてもう1つ「BESTバンドパフォーマンス賞」も獲得しました。
女性部門のIVEは新人賞獲得と同時に、MAMAの4つの大賞の1つである「ソングオブザイヤー」も受賞した、異例の新人グループです。
IVEには、元IZ*ONEのメンバー・ユジンやウォニョンが在籍しているので、注目度と人気はありましたが、ここまでモンスター級の快挙を成し遂げたのは凄いです。
Asia Artist Awards/AAA
アーティスト部門:新人賞
「IVE」「NewJeans」「Le Sserafim」
Golden Disc Awards/GDA
新人賞
「IVE」「NewJeans」「Le Sserafim」
上記4つの授賞式ですべての新人賞を獲得したIVEをはじめ、NewJeans&Le Sserafimの人気もすごく高いです。2022年度デビューのガールズグループは歴代級の記録を作っていました。
THE FACT MUSIC AWARDS/TMA
ネクストリーダー賞
「IVE」「NewJeans」「Le Sserafim」
GENIE MUSIC AWARDS/GMA
新人賞
<男性部門>Tempest
<女性部門> IVE
The-K Billboard Awards
Kグローバルスーパールーキー賞
「IVE」「Le Sserafim」「Kep1er」
ソウル歌謡大賞/SMA
新人賞
「NewJeans」「TNX」「Le Sserafim」
CIRCLE CHART MUSIC AWARDS
新人賞(デジタル音源部門)NewJeans『Attention』
新人賞(アルバム部門) IVE『After Like』
idol+ニュースター賞 TEMPEST
30周年ハンターミュージック・アワード
今年のルーキー賞
「TNX」「TEMPEST」「Kep1er」「NewJeans」
LOUD組からは、TNXが2つの新人賞を獲得しました!
TNXのメンバーのチョンジュニョクは、健康面により休息と治療に専念していて当分の間すべての活動を中断しているため、残念ながら授賞式は5人での出席となったようですが、しっかりと休養して元気を取り戻したら、また6人で活躍できることを願っています。
デビューの初動売り上げ枚数
2022年度にデビューし、先ほど紹介した「新人賞」を獲得した中に名前のあったグループの、初動売り上げ枚数(発売後から1週間)を調べてみました。
初動枚数のランキング順
所属事務所 | グループ名 | デビューアルバム | 初動売り上げ 枚数 |
HYBE傘下 ADOR | NewJeans | NewJeans | 31万1271枚 |
HYBE傘下 SOURCE MUSIC | LE SSERAFIM | FEARLESS | 30万7450枚 |
WAKEONE SWINGエンター | Kep1er | FIRST IMPACT | 20万6569枚 |
StarShip | IVE | ELEVEN | 15万2229枚 |
Yuehuaエンター | TEMPEST | It’s ME, It’s WE | 7万5015枚 |
PNATION | TNX | WAY UP | 3万1196枚 |
JYP | Xdinary Heroes | Hello, world! | 2万2380枚 |
2022年度は、ガールズグループの活躍がとても凄くて大豊作の年と言われています。
「LE SSERAFIM 」や「IVE」は、再デビューしたメンバーが在籍しているので、元々人気や注目度が高かったし、BOYSPLANETのシーズン1にあたるGIRLSPLANET999から誕生した「Kep1er」も話題性があったので納得ですが、「NewJeans」は、元SMエンターテイメントのクリエイティブディレクターでコンセプト職人と呼ばれていたミンヒジンさんが、HYBEに移籍した後に手掛けたグループで、デビュー前から話題になっていたとはいえ、ここまでの初動枚数をたたき出したことに、驚きました。
ボーイズグループは最初火がつきにくい傾向があるので、ガールズグループと比較すると初動枚数は少ないのですが、I-LANDオーディションに参加していたハンビンが在籍している「TEMPEST」や、LOUDオーディションから誕生した「TNX」も、健闘した結果により新人賞を獲得しました。
「Xdinary Heroes」はバンドボーイズグループなのでジャンルは違いますが、MAMAにて2冠を手にしているし、韓国で初の単独公演も開催しているので、本国での人気を集めているようです。
大手事務所や大型オーディション番組から誕生したグループが人気を集めやすいので、コウキがデビューするグループを、どうやってPNATIONがプロモーションして売り出すのか気がかりです。
まとめ
2023年度は、LOUD組からはチームJYPの子たちや、またOne Cool Jacsoエンターテイメント所属のOCJ NEWBIESにメンバー入りしている、チョドゥヒョン君ことLEXもデビューする予定です。
そして、LOUD組の子たちも参加しているオーディション番組の「BOYSPLANET」や「少年ファンタジー」、コウキと同じ2009年生まれのメンバーもいる、YGからデビューの7人組ガールズグループ「BABY MONSTER」等がデビューを予定しているので、今年度の新人賞も激戦の予感です。
コウキがデビューする頃にも、2022年度のガールズグループのようなモンスター級のグループがいる可能性もあるので、簡単には獲得できない賞だけど、この新人賞をコウキが手にして欲しいなと思います。
現在コウキの姿は事務所に隠されているので、ギスギス、モヤモヤとした気持ちになることもあるけど、心がサビつかないように「初心」を思い出し、自分なりの「推しの応援」を続けよう!と奮い立たせて頑張ります🔥🔥
これからもずっと、田中煌己くんを推していきたいと思います😊
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