はじめに
コウキのセンイルが近づくにつれてワクワクする気持ちと、あの忘れられない日「1・24」がやってくるという気持ちが交差している日々ですが、あの日のことを特別に捉えていない方も、どん底に落ちた方も、それぞれが自分なりに解釈しながら前に進み、もう1年です。
あの日からずっと、2022年のPNATIONの動きを追っていました。
それは、LOUDでステキだなと感じた事務所の印象が、すべてぶっ飛ぶぐらいの威力があったからです。KRUMP界の宝である、田中煌己君。その大切な推しに起きた突然の出来事に、モヤモヤや悔しさがアップダウンした1年でした。
2023年に入り改めてこれからも・・
コウキはどうしてますかー?と叫び続けていきたいと思います。
2022年のコウキとTNX
先ほども話しましたが、2022年1月24日以降は、公式からのコウキについてのお知らせ等は一切ありません。あの日から5日後だった13歳のお誕生日のスルーが全てを物語っていました。
その後、ヒョンたちが華々しくデビューしていくのを眺めながら、時が止まったことを痛感。
唯一の公式の発言と言えば、TNXのデビューショーケースで記者からの質問に答えた一幕だったと思います。LOUDでデビュー組として抜擢されたけど、最終デビュー組には合流できなかったコウキについて、記者からの質問が飛ぶと事務所は想定していたでしょう。
TNXのリーダーテフンが、代表してこう答えていました。
皆さんも放送(LOUD)を通じてご覧になったように、コウキは本当に実力があり上手で、学ぶべきところがすごく多い友人でもあった。今はお互いの未来を応援しています。
「お互いの未来を応援している」と言ったその言葉通りに、新しい道を歩き出した6人のヒョンたちは5月にデビューしてからも、とても順調に活動していたように思います。
次期カムバックが期待されていた中、年が明け・・
2023年の1月11日
TNXのジュニョクが「最近、体力低下による不安症状で専門医療機関で検査した結果、十分な休息と安静が必要だという専門医の診断を受けた」とのニュースがあり、ジュニョクの活動休止が発表されました。
詳しい状況は分かりませんが、心配なニュースで驚きました。
LOUDの時は、ダンスに苦戦していたダニエル君の練習に付き合ったり、レコーディングの際に、韓国語の発音をとても優しくコウキに教えていたり、外国からやってきた2人をとても気にかけていた、心遣いが丁寧な子です。チームPNATIONからエースという自覚を背負い、ずっと頑張り続けていました。そんなジュニョクも、まだ18歳です。
今は立ち止まってゆっくりと休息をとり、また元気になって戻ってくることを心より祈っています。
TNXはしばらく5人での活動になる予定ですが、PNATIONより1月20日に「ComingUpNext」のお知らせがあったので、2023年のPNATIONのスタートを切るのはTNXになるようです。
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2022年/所属アーティストの活動
2022年のPNATIONはいろいろと動きがありました。
3月のHeizeカムバックに始まり、PSYの豪華メンバーたちとコラボした9集でのカムバック、自社初のアイドルグループTNXのデビュー、兵役から戻ってきたCrushのカムバックなど、華々しい活動が続きとても勢いがありました。
特にPSY&Crushは、共にBTSメンバーとのコラボが大きな話題になり、韓国の音楽シーンを賑わせていました。
PNATIONの所属アーティストのSwingsは、2021年4月から所属しているものの、まだ曲をリリースしたことがありません!驚きです👀
2022年番組に出演した際に「PSYはとてもストイックで、僕は自分の音楽を検討してもらったりしたのは、生まれて初めて。自社のアイドル(TNX)は、160時間かけて1曲をレコーディングしている」と発言していました。
PENOMECOは自身のカムバックはないものの、TNXのデビューに力を貸しているので、裏方として活躍されていました。
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Jessi&ヒョナ&DAWN
その一方で7月と8月に立て続けに、PNATIONの設立時から所属していたJessi、カップルでの移籍が話題になったヒョナ&DAWNが、契約を更新することなくPNATIONを離れるニュースには驚きました。
そして、お2人の破局にも!
皆さんそれぞれ円満退社をアピールし、お世話になったお礼を伝えています。
Jseeiは、後に自身のコンサートでこのように話しています。
PNATIONと仲が悪くなった訳ではなく、人生の新たな1歩を踏み出したかった。
PSYオッパには感謝している。自分のレーベルを立ち上げる予定だ。
また、ある番組に出演し「なぜPNATIONを退社したのか」を聞かれたDAWNさんがこう話していました。
PSY兄さんと同じ事務所に居ることがとても良かったし、すごくサポートしてくれた。だけど、僕が生きていることを実感するためには、いつも新しい何かを感じ挑戦したいタイプだ。
ありがたいことに、大手事務所から何ヶ所か誘いがある。
2021年に去ったD.Arkを含めると、4人続いて契約更新をせず去っていますので、韓国でも憶測が飛んでいました。所属アーティストたちが、PSYが音楽にかなり干渉するタイプだと何度も言及しているからです。そのことが原因なのでは?と推測されていましたが、それが大きな原因というのは少し短絡的かなと思いますが「音楽に対してPSYがとてもストイック」というのは、1つの事実と言えます。
そしてここで、注目したいのは「契約期間」です。
2021年に去ったD.Arkも「クビになった訳ではなく、契約期間が終了した」と話していました。
そのD.Arkは約1年。Jessi&ヒョナ&DAWNは約3年半でした。
自社のアイドルたちは、何年の契約になっているのか?気になるところです。
設立以来、誰も契約更新をしていないので、憶測が飛ぶ状況も仕方ないと感じますが、2023年は新たなアーティストを迎えるのか、また自社のアイドル第2弾を送り出すことになるのか注目したいと思います。
コンサート関連
2022年のPNATIONはPSYを始め、CrushやHeizeが、韓国内でコンサートを開催していました。
そしてHeizeは公演の練習中に、左ひざの靱帯損傷と軽い骨折をしていて、大変な思いをされていました。
その中で、夏に行われていたPSYのコンサート「ずぶぬれショー2022」は韓国の各地で予定され、大きな人気を博しましたが、その裏で問題も抱えていました。
コロナ渦での開催なので、防疫当局からマスクが濡れることにより、細菌が増殖する等の危険があると懸念を示されていたり、観客からコロナの感染者が続出し調査されたり、その対応として、マスク3枚を配布するなどしていました。
さらに、韓国では深刻な水不足に見舞われたことにより、大量の水を使う演出に、批判の声が上がったり、ステージの構造物を製作する外注業者に雇用された20代のスタッフさんが、ステージ照明塔の撤去作業中に転落し、死去された件で捜査があったり、PNATIONとしては何かと激動の1年となったようです。
年末にもPSYはコンサート「オールナイトスタンド2022」を開催し、「TWICE」や「ITZY」がサプライズゲストとして出演していました。
PNATIONオーディション
2022年もオーディションは毎月行われていますが、初めて日本の6都市でグローバルオーディションが開催されました。
そして2023年も引き続きオーディションは行われています。
応募資格をみていると、
国籍・性別問わず
ボーカル・ラップ・演技(選択できるカテゴリは1つだけです)
2004年から2013年の間に生まれた者となっています。
日本で開催されたオーディションで、非公式の情報が飛び交いましたが、真相は公式の発表を待つしかありません。
まとめ
2022年のPNATIONの動きを振り返ってみたことにより、アーティストとの関わり方が少し見えてきました。
コウキはデビューを約束された練習生契約だと思いますが、これからどうなるのかは、まだ何も分かりません。
HYBE・BigHit練習生のデビュー最終段階にいると言われていた「Trainee A」のボーイズグループがいましたが、2022年12月にすべてのSNSアカウントを閉鎖したことで、デビュー白紙なの?と言われています。前にも書いたことがありますが、そのグループには、コウキ&RANAちゃんペアでダンスバトルをしたことがある、2006年生まれのJJ君もいました。
コウキのようにデビューが決定していても、デビューするその日まで、ファンとしては安心できない状況が起こる韓国のアイドル事情。
ですが、その茨の道を歩き続けているのが、私たちの推し、田中煌己君です。
あの日、最後にファンに残してくれたコウキの言葉もそうですし、自分の言葉をファンに伝えることができない今の状況でも、きっと「初心」を忘れず謙虚に、コツコツとパワーアップ中なんだろうと安易に想像できることが、とても尊く、心強くも感じています。
最後まで読んでくださった方、幸せなセンイルを前に1度整理しておきたかった私に、お付き合いして頂きありがとうございました。
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