はじめに
他のオーディション番組も観ている方なら分かると思いますが、この2人の参加者は、他では見ないぐらいのスキルを持っていて、レベル高い👀って思ったんじゃないかと思います。
クリエイティブな才能に溢れ、高速ラップもお手の物のダニエル君と、圧巻のダンス実力者で、その曲の世界観を表現する達人のコウキ。2人ともオーディションとは思えないほどの、特化した実力を見せつけ、PDたちを驚かせました。
そんな2人には共通点がありました。それは「言葉の壁」です。
ダニエル君はアメリカ、コウキは日本から韓国のオーディションに挑戦し、韓国語の理解、発音など、仲間の支えはあったものの、苦戦している場面が見られました。
また得意分野がそれぞれ違うので、お互い助け合って励まし、短い時間ではあったけど、良い関係を築いていたんじゃないかと思います。
今回は、ダニエル君のLOUDでの活躍と今後、2人の友情を振り返ってみたいと思います!
プロフィール
ダニエル君&コウキのプロフィールを紹介!
ダニエル・ジェガル
コウキ(田中煌己)

ダニエル君のお顔は、PNATION所属のアーティストCrushに、ちょっと似てるな~と思います。
氏名 | ダニエル・ジェガル Daniel Jikal | コウキ 田中煌己 |
出身 | アメリカ/カリフォルニア | 日本/神奈川 |
生年月日 | 2004年06月24日 | 2009年01月29日 |
星座 | 蟹座 | 水瓶座 |
血液型 | A型 | A型 |
MBTI | ENFP | ESFP |
好きな色 | 青色 | 赤色 |
コウキについてはLOUDまでの経歴を、下記にまとめていますので読んでみてください!
KRUMPクランパー田中煌己/コウキ/世界を舞台に活躍してきた経歴
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LOUDでのダニエル
LOUDで披露したカッコイイステージをピックアップしたものを紹介します。
やはり1ラウンドの「GO」は、彼を語る上で外せない魅力ステージです。
短編映画ですが、音楽、脚本、編集、ボーカルの全てをダニエル君が制作したものです。
ダニエルは、テレビと映画を専攻しているので、カメラさえあればMVも撮れるし、それが夢でもあると話していました。
僕の音楽で
チャンスを掴めるのか?
多分・・・
準備は出来た
ダニエル「GO」より

家を出発する所から始まり「GO」でトランクを持って走りだす疾走感がカッコイイです!
途中歩いたりしながらも、自分へ問いかけ、そして最後は初めての韓国へ向かうために空港へと到着する。
短いストーリーの中に、夢と希望と不安をすべて混ぜ込み、飛び立つ自分を客観的に捉えて、背中を押すようなそんな短編映画でした。
ダニエル君の才能は1ラウンドから大爆発、ここまでスキルフルなのも凄いし、高速ラップの実力も目を見張りますが、普通に歌も上手いです。
続いて披露された実力ステージも、ため息が出るほど凄かったです。ここで披露された曲はアメリカにいる友人と作ったようですが、ポルトガル語・スペイン語・韓国語・英語で歌詞が書かれていました。とにかく低音の声がカッコ良くて好きです!
そしてPSYに「ステージで披露することは、全てが表現。基本的な技術は必要ですが、何かを表現しなければなりません。表現力が素晴らしかった」と、大絶賛されました。
そして、同じ1ラウンドで披露した実力ステージのコウキも紹介します。
2種類のダンスで、圧倒的なダンスの実力を見せつけました。

ダニエル君は、クリエイティブ面で広く多彩なので、より自分を表現できる武器を、たくさん持ち合わせている感じです。
そしてコウキは、小さい頃から想像もつかないほどの練習量をこなし、努力してきた結果、いつだって己を出し切れる「表現力」と、遊び心を足せる余裕を、あの年齢ですでに持ち合わせていたので、ステージを見る度、驚かされっぱなしでした。
次は4ラウンドに入る前に、PNATIONで即興でパフォーマンスしたときの、ダニエル君のパフォーマンスを紹介します。
このラップの韻の踏み方(同じ音をリズミカルに繰り返すこと)はなんか耳に残るし、一緒に歌いたくなるような軽快さで、即興で作ったとは思えないところがすごいです。
「オッパパパ!」はPSYっぽさ爆発してて、この曲でPSYがカムバックしても普通に売れそうだし、PNATIONと音楽性の相性が良さそうだと思います。
ダニエル君の活躍は他にもたくさんありますので、PNATIONがまとめたダイジェスト映像を観てください!
ダニエル×コウキ
ダニエル君とコウキは、1ラウンドを受けた日が一緒でしたね。
そして1ラウンドで合格したとき、2人ともまずJ.Y.Parkに選ばれたので、JYPのメダルを貰いました。
キャスティングラウンド(5R)で、コウキが脱落候補からPNATIONキャスティングに決まって、みんながいる席に歩いていった時、とても喜んで迎えてくれていました。その様子が、まるでおじいちゃんが溺愛する孫に接するみたいだって言われるぐらい、ほんとに優しかったのを思い出します。
PNATIONで宿舎生活が始まってからは、2人は得意分野が違うので、お互いが教え合ったり、励まし合ったりしていました。
英語の発音を教えてくれるダニエル君。英語のラップ部分が上手にできた時は、ジュニョクに託されたネックレスをメダルのようにコウキの首にかけてくれたり、ジュニョクが「チョンコウキ」と、自分の弟に命名した際も、負けじと「僕は?」と嫉妬心を見せ「ジェガル・コウキ」とコウキに猛アピール!
コウキに2番目の兄として、認められていました😊良かったね!

そして逆にコウキは、ダンスをダニエル君に教えていました。
KRUMPで創始者に認められている実力者なので、ダンスを教えるのも、コツをきっちり教えてくれそうですよね。以下の文章は、ダニエル君がある日の1日の中で、最も印象深かったことにあげたエピソードです。
コウキからダンスを習った事!
コウキはとても良い先生で、いつかコウキとダンスバトルをしたい。
生放送回に入ると練習もきつくなってくるし、ダニエル君は「HAVANA」でウンフィと共に、音楽制作にも取り組んでいたので、本当に疲れている様子も伺えました。
そんな時、コウキは持ち前の優しさで、ダニエル君にエールを送っているような姿が映っていました。
朝方まで作業をしていたのか、宿舎のリビングで寝転がっているダニエル君に、朝の支度が終わって、お馴染みの水色リュックを背負ったコウキがハグをしていたり(めちゃかわ)

PLOUDのハンドサイン紹介のときも、練習室のイスの隅っこで、疲れている感じのダニエル君を、ハンドサインで励ますコウキ。コウキの精神性は自他共に認める強さなので、ヒョン達が弱っていたり、疲れていると、あの手この手で励ましてくれ、元気をくれる存在だったようです。
そして冒頭でも話した「言葉の壁」という問題を2人とも抱えていました。
コウキよりは韓国語を理解している状態ではあったものの、PNATION内で唯一、その気持ちが分かりあえた同志でもありました。
PLOUDの映像の中で、レコーディングに挑む際、2人とも韓国語の発音に苦戦している様子が映っていました。時には韓国語がうまく発音ができないという理由で、コウキもダニエル君もレコーディングに参加できないシーンもありました😭
やる気満々でレコーディング室に入っていったのに、スタッフのストップにより、コウキはダニエルが迎えに来てくれて強制的に退場となり、コキペンとしては、「とりあえず、やらせたらんかーい!」って思ってしまうような切なさがありました・・・
短期間で言葉を習得するのは非常に難しいけど、そんな中でも、2人は明るく乗り越えていった感じがしました😊
そして、お別れの時・・・
コウキはヒョンたちに埋もれてしまって、ダニエル君と、どうお別れの挨拶をしたのか映ってなかったことが悔やまれますが、2021年の熱い挑戦を共に過ごした友達との別れは、とても寂しかったでしょう。
LOUDでの挑戦はこうやってゴールを迎えましたが、ダニエル君の次のスタートについて、少し考えてみたいと思います。
ダニエルの今後
ダニエル君は今どうしているかな??夏のバカンスでなのか韓国に来ている事や、他のオーディションに参加するんじゃないか?って噂は流れていますが、現地点では、まだ次の動きは分かりません。
LOUDキャスティングラウンドで「SNSをさせて欲しい」「アメリカにいる両親に会えますか?」との条件の話もしていましたが、J.Y.ParkやPSYが指摘したように、一定期間が経つまでは個人のSNSを持てなかったり、アイドルになるのなら、他のアイドルたちと分け隔てなく、色んな制限が多いのが現実です。

韓国に来てアイドルというものに挑戦した中で、今までのように個人SNSはできないし、アメリカのご両親に会いたい時にすぐ会える訳でもない、クリエイティブな作業を削ってダンスを習得しないといけない現実に、彼自身が悩んでいたかもしれないし、もしかしたら別の形での活躍を、PNATIONが提案していたとしても、おかしくはないな~と思います。
PNATIONビハインドの映像には、脱落した子たちのお別れシーンが毎度映されていますが、ダニエル君の場合は、イェダム君のように、スタッフ一同からの言葉はありませんでした。それは、6ラウンドで脱落しましたが、今はPNATIONの練習生になっていると噂されている、キムドンヒョン君も同じようになかったです。
また、それだけではなく、LOUD終了後に始まったPNATION NEWSのロゴ曲も、ダニエル君の作ったメロディを引き継ぎウンフィが付け加え、ダニエル君の声もそのまま使っていました。
10:35~から曲は聞けます!
この流れから、脱落したけど終了ではない雰囲気や余韻を残しており、何か別の形で、もう一度PNATIONに戻ってくる可能性もあるかも?!という考察でした。
まとめ
ダニエル君は音楽や映像を作るクリエイティブな方が良いのか、やはりアーティストやアイドルを目指そうと考えているのか、LOUDが終わってからはアメリカに戻り、たくさん今後について考えただろうなと思います。
だけどもう一度、あのカッコイイ声で、ダニエル節を聞いてみたいなとか、コウキは次期デビューに向けてPNATIONで頑張っているので、もう一度PNATIONに戻ってきて、コウキのデビュー時の音楽制作に関わったりしないかな?とか思いながら、ダニエル君の今後の選択を見守り、尊重したいと思います。
コウキとダニエル君がLOUDで見せてくれた2人の才能は、メンバーや多くの視聴者を感動させたし、ムードメーカーな明るさは、時に癒しになったことは間違いありません😊
最後まで読んで頂きありがとうございました。