はじめに
PNATIONのこと色々と深堀りして調べてみました。
主に、経営や株主、スタッフの人数などについてです。
PNATIONの場所や事務所のビル、理念について紹介した記事はこちら
PNATIONのホームページは、こちら
<追記>
2022年5月17日に「TNX」として、PNATION初の6人組アイドルボーイズグループでのデビューが発表されました。
ここに書いたものは、ほとんどが2020年末までの情報だったのですが、2021年末までの情報がありましたので、新しく更新しました。
経営幹部
まず、PNATIONの運営管理に、直接関わる経営幹部について調べてみました。
CEO・・KIM LIONEL SOO
(本名・김봉수/キム・ボンス)
社内取締役・・박재상/パク・ジェサン
社内取締役・・이기영/イ・ギヨン
社外取締役・・허용수/許容数
CEOはキム・ボンス氏が務めています。
取締役として3名の名前が並んでいますが、パク・ジェサンはPSYの本名になります。
PSY自身は、不動産の財テクの神と言われているほど、高い収益を得ていたり、エンタメとは違うビジネスでも成功を収めている一面もあります。
~PSYの生い立ち~
祖父
半導体検査機器製造会社の「DI」を創業。
父(パク・ウォンホ)
DI社の大株主であり代表理事を務めています。
起業家の裕福な家庭で育ち、本人の成功だけでなく、芸能界の代表スーパーリッチと呼ばれているそうです。
主要株主(2020年)
次に、PNATIONの主要株主を調べてみました。
2022年3月5日の現在、PNATIONは非上場企業です。今後上場するかもしれないですが、条件が揃わないと上場はできないので、実行したくてもできないことが前提にあります。そもそもする必要性がないこともあります。
上場した場合のメリット&最大のデメリットを以下にまとめました。
上場するメリット
①資金調達がしやすくなる。
②上場する条件が厳しいため、その条件を満たしたことで、社会的信用を得られる。
③株主の信用を得ないといけないので、経営状況を公開することになり、体制を整えるよう努める。
他にもあるかもしれないですが、上場することで経営がクリアになったり、①のように、新事業に対しての資金を調達しやすくなります。
最大のデメリット
経営の、のっとりを目的とした敵対的(主にライバル企業)買収のリスクがあることです。
PNATIONの主要株主は、
PSYとSKテレコムになります。
パク・ジェサン(PSY) 62.6%
SKテレコム 11.1%
SKテレコムとは??
韓国財閥の、SKグループの傘下企業。
韓国で最も大きい携帯電話の事業社です。
「5G時代に、モバイル通信事業の力量を強化。そのためコンテンツの確保が重要。今後500億ウォンの価値があると判断した」とし、PNATIONに50億ウォンを投資しています。
11.1%の持ち分を確保しています。
コンテンツの確保が重要とあり、PNATIONに対して、投資額からみて10倍の価値があると判断されています。
またSKテレコムは、自社開発のメタバース「ifland」を持ち、2021年末までに、世界80ヵ所の国での立ち上げを発表しています。
①ファンとの定期的なイベント実施
②プラットフォーム内で、ユーザーがデジタルアイテムを売買できるマーケットシステムの掲載を予定しています。
そして、親会社のSKグループは韓国4大財閥の中で3位!です。
石油化学・半導体・通信などの事業を展開しています。
このSKテレコムが、どこまでPNATIONの経営に口出しをしているのか?
個性的なソロアーティストたちと、今後デビュー予定のボーイズグループ。そして練習生を抱え、これから事務所の事業を大きくする予定なのか気になるところです。大手がバックについていることで、経営の安定もあると思われます。
今後の動きもチェックしていきたいと思います。
そして、SKテレコムとの関りを探ると、PNATION所属のJessiが、BTSと一緒にSKテレコムのCMに出演していました。ただしこのCMは、2016年3月のものなので、まだJessiがPNATION所属になる以前のものです。
また、ささやかな休日のV-LOGでダチョウ町に行った際に、コウキのスマホに貼っていたキャラクターシールが、ファンの間で話題になりました。そのキャラクターが「ペンス」です。このペンスも、SKテレコムのショートCMに登場しています。
ペンスは、韓国でスターになるために、南極から泳いでやってきた、10歳のペンギンという大人気のキャラクターです。
<追記>
2022年7月6日、PNATIONよりJessiと専属契約が満了したことが発表されました。
主要株主(2021年)
2021年12月31日基準で、情報が更新していて、主要株主が増えていました。
パクジェサン(PSY) 57.59%
SKテレコム 9.5%
ドリームアースカンパニー 0.5%
ドリームアースカンパニーとは??
あまり情報がないのですが・・
SKテレコムの姉妹会社の「SKスクエア」が親会社であり、メディアコンテンツ・プラットフォーム事業、音楽・オーディオ事業などを展開している会社のようです。
スタッフ人数(2020年)
PNATIONの従業員数をみていきましょう。
2020年12月時点で、38人
思っていた以上に少ないのですが、スタッフの求人も出していたようなので、最新のスタッフの人数は増加しているかもしれないです。
比較のため、大手事務所のJYPも調べてみました。2018年12月時点で223人です。約5.8倍の従業員数ですね。今後、PNATIONも規模が大きくなれば、少しずつは増えていくかもしれないです。
スタッフ人数(2021年)
こちらも、情報が更新していました。
2021年12月時点で、56人
18名増えたようです。事務所初のアイドルがデビューしたので、人員も増やさないと厳しい状況だったと思いますが、コウキたち練習生の育成チームにも、頼もしいスタッフさんが増えていたら良いなと思います。
オーディション
現在もPNATIONの動きはなく、LOUDからのデビューグループについてもまだ何も報告がありません。
ただオーディションは、引き続き開催されています。
2022年3月5日には、日本の神戸「K-POPスタジオ・FANCY」での開催の報告もありました。
男女ともにグローバルな人材を求めて、オーディションを繰り返しており、現在の練習生の数は分からないけど、増えている可能性のほうが高そうです。
まとめ
PNATIONの深掘りをしてみましたが、まだまだ分からないことが多いです。
LOUD内でPSYが、日本での活動に興味がある雰囲気だったので、自社のアイドルを引っ提げていずれは日本への進出もあり得るかもしれません。
PNATIONについて、いろいろと調べてみましたが、今後どのような動きがあるのか、注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!