はじめに
Mnetのサバイバル番組「Road to Kingdom・シーズン2/ロードトゥキングダム」
通称ロトゥキン2に出演が決定した、THE NEW SIX&YOUNITEのイムギョンムン!
LOUD出身者たちの新たな挑戦、また推しのコウキ(田中煌己)はPNATIONで次期デビューのために頑張っているので、同じ事務所のヒョンたちが、どんな風に戦っていくのか、これからの行方を見守っていきたいと思います。
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前回/2020年「Road to Kingdom」
2020年4月30日に放送開始された「Road to Kingdom/シーズン1」がどんなものだったのかというと・・
「Road to Kingdom」は、名前のように「KINGDOM : LEGENDARY WAR」に行く前の段階で、言わば予選の番組です。
ボーイズグループの出演基準については、特別な基準は立てずに、発展の可能性が高いグループや、スター性があるグループに依頼し、ステージで競う番組です。
2020年の7組の出演グループ
PENTAGON
ONF
Golden Child
THE BOYZ
VERIVERY
ONEUS
TOO
Road to Kingdom/シーズン1では、THE BOYZが優勝しました。
そして優勝特典として、K-POPボーイズグループカムバック合戦「KINGDOM : LEGENDARY WAR」に進出できました。
「KINGDOM : LEGENDARY WAR」とは??
韓国の大手芸能プロダクション所属のボーイズグループ6組が対決!
多彩なグループが頂点を目指し、毎回パフォーマンス対決を繰り広げます。
優勝したグループには、スペシャルショーで編成された単独番組『KINGDOM WEEK』が授与されました。
「KINGDOM : LEGENDARY WAR」の出演グループ
ATEEZ
BTOB
SF9
Stray Kids
THE BOYZ
iKON
最終的に、JYP所属のStray Kidsが優勝しました。
Road to Kingdom/シーズン1より進出したTHE BOYZは、最終順位2位となる活躍をしています。
2024年「Road to Kingdom」
2024年9月19日(木曜日)21時半~ABEMAで日韓同時・国内独占放送!
Mnet「Road to Kingdom:ACE OF ACE/シーズン2」
今回の「Road to Kingdom」は、これまでのフォーマットと差別化された構成で新しく生まれ変わるようです。
要点をまとめると・・🤔
①「Road to Kingdom」を単独ブランド化
②「Road to Kingdom」は、変化した構成にふさわしい新しいサブタイトルで放送される予定
③激しい競演だけでなく、出演者たちの隠された魅力を余すことなく見せることができるようにリアリティの要素をさらに強化
④後続作への出演と直結している、従来の優勝特典も変更される予定

前回の「Road to Kingdom」をきっちり見ていた訳じゃないので具体的には分からないですが、ステージで競うだけではなく、出演者のビハインドも放送されそうなことと、1番気になるのは、優勝特典の変更が何なのか?ですね。
<追記>
優勝特典が発表され、優勝チームには賞金1億ウォン(約1,075万円)の優勝賞金と、2025年に開催される「KCON」に出演する機会が与えられます✨
単独MC
新シーズンの単独MCは、SHINeeのテミンで決定しました。
「後輩ボーイズグループのお手本になる先輩であり、ロールモデルとして彼だけができる話があると思う」として、MCとして大抜擢されたようです。
出演するグループ7組
今回の「Road to Kingdom」にTHE NEW SIX&YOUNITEを含めた7組のグループが出演することが発表されました。
2024年の7組の出演グループ
CRAVITY
YOUNITE
ONEUS
8TURN
TEMPEST
THE NEW SIX
ATBOとJUST Bによる結成プロジェクトThe Crew One
CRAVITY
簡単に、どんなグループなのか紹介します。
CRAVITY
9人組グループ
2020年4月14日デビュー
所属はSTARSHIPエンターテインメント
デビュー曲「BREAK ALL THE RULES」

デビュー前に「PRODUCE X 101」に参加し「X1」として活動していた2人のメンバーが所属しています。「X1」の解散後に、新たにMONSTA Xの弟グループとしてデビューしたグループで、着実に地位を固めてきたグループです。
YOUNITE
YOUNITE
8人組グループ(※2024年7月にヒョンスンがグループ脱退を発表し8人組へ)
2022年4月20日デビュー
所属はBRANDNEW MUSIC
デビュー曲「1 of 9」

JYPの練習生としてLOUDに参加し、惜しくも途中で脱落となりましたが、その後にYOUNITEとしてLOUD参加者の誰よりも早くデビューしたイム・ギョンムン!
今回は、同じくLOUDに参加しデビューとなった「THE NEW SIX」6人とのグループ対決となるので、どんなステージを披露するのか楽しみです😊
RoadtoKingdom2 YOUNITEが参加 LOUD出身イムギョンムン
LOUDその後/YOUNITEユナイト/イムギョンムンボーイズグループデビュー
YOUNITEイムギョンムン2nd「YOUNI-Q」でカムバック
ONEUS
ONEUS
5人組グループ
2019年1月デビュー
所属はRBW
デビュー曲「Valkyrie(발키리)」

2020年に放送の「Road to Kingdom/シーズン1」にも出演し、今回、再挑戦となるグループ。
メンバーの意思で実現したそうなので、並々ならぬ闘志がうかがえ、期待値が高いです。
8TURN
8TURN
8人組グループ
2023年1月30日デビュー
所属はMNHエンターテインメント
デビュー曲「TIC TAC」

このグループは、「無限(∞)の可能性を持つ8人の少年たちの順番」という由来があるそうで、今回参加するグループの中で、唯一の2023年デビューなので、1番デビュー歴が短いグループとなります。
TEMPEST
TEMPEST
6人組グループ
2022年3月2日デビュー
所属はYUEHWA Entertainment
※2024年3月
YUEHWAエンターテインメントは「ファランは最近、SNSを通じて知られた私生活の問題をきっかけに、当社とこれからの活動について深く話し合ってきた。この過程でファランは信頼を回復できず、当社はこのような状況でメンバー全員での活動を続けることは難しいと判断した」と発表していて、ファランの活動を暫定的に中断。
<追記>※2024年8月11日
YUEHUAエンターテインメントは公式ファンカフェを通じて「当社は、ファランと今後の活動と進路について深い話し合いを進めてきました」とし「熟考した結果、TEMPESTのメンバーとしての活動を終え、当社との専属契約を終了することで互いに合意しました」と明かし、ファランの脱退を発表し、6人組グループとして参加。
デビュー曲「Bad News」

ベトナム人のメンバーが1人所属しているグループで、2024年4月10日に日本デビューもしていて、ミニアルバム「BANG!」をリリースしています。
THE NEW SIX
THE NEW SIX/TNX
6人組グループ
2022年5月17日デビュー
所属はPNATION
デビュー曲「비켜 (MOVE)」

SBSのオーディション番組「LOUD」でデビューを勝ち取った6人が、PSYが代表を務めるPNATION所属でデビューしたグループです。自分たちの音楽制作に関わっているウンフィや、際立ったボーカル能力のチョンジュニョクなどがメンバーにいて、デビュー2年目のグループです。新しく挑戦していく6人がどんなステージを見せるのか、PNATIONの手腕も含めて楽しみにしたいと思います😊
LOUDその後/THE NEW SIX/TNX6人組グループデビュー
THE NEW SIX/2nd「Love Never Dies」&OST
3rd「BOYHOOD」THENEWSIX(TNX)/始球式&日本TV出演
THE CREW ONE
THE CREW ONE(ATBOとJUST Bによる結成プロジェクト)
ATBOは7人組グループで、ISTエンターテインメント所属。
(以下の理由により、6人組グループへ)
2024年5月6日
所属事務所ISTエンターテインメントは「ATBOのメンバー、ソク・ラグォンが健康上の理由によりグループを脱退することになりました。休息期間中に彼の今後のグループ活動について深い議論を重ねてまいりましたが、慎重な議論の末に本人のコンディションを最優先にし、健康状態の回復に一層集中するという決定をいたしました」とし、グループは6人体制で活動を継続する予定と発表しました。
JUST Bは6人組グループで、Bluedotエンターテインメント所属。
(以下の理由により、5人組グループで活動)
※2024年7月19日
BlueDotエンターテインメントは「最近、当社のアーティストであるJUST Bのメンバーシウの行動により失望させてしまい、心から謝罪します。このような状況でグループ活動を続けていくのは難しいと判断し、悩んだ末に、当分の間、シウは暫定的に活動を中断することを決めました。本日のお知らせ以降の活動は、シウを除いて行う予定」と発表しています。
THE CREW ONEは11人グループへ
ATBOのデビュー曲「Monochrome (Color)」
JUST Bのデビュー曲「DAMAGE」

結成プロジェクトにより2つのグループがひとつになったTHE CREW ONE!
どんな感じのグループになるのか分かりませんが、気になっている方は多いと思われます。
1話のエースバトル・ジュニョク
ロトゥキン2の初回放送で、まずはエースバトルが始まりました。
THE NEW SIXからは、メインボーカルのチョン・ジュニョクが担当しました。

LOUDから見てきたジュニョクは、繊細な部分はあったものの、ここまで緊張している姿を見たことがなかったので(放送では映らなかっただけかもしれませんが)大きなプレッシャーを感じているのが伝わってきました。
当時から「練習の虫」と言われていた子なので、自分自身が納得できる理想の領域まで、常に追い込んでしまうのかもしれません。もちろん質の高いパフォーマンスを披露するために必要な作業なので、今は一緒に戦える5人のメンバーと一緒に、素敵なステージを作り上げていってほしいなと思います。
感情を込めて歌い上げることが得意で、繊細な心を表現できる技術もあるので、もしジュニョクのバックボーンを知らなくても「Drowning」の世界観を堪能できる、魅力的なステージだったなと感じました。
参加者により評価された順位:4位
事前投票結果:7位
エース戦順位:4位
1話のチームバトル
続いてのチームバトルでは、비켜+ FUEGO(Mash Up ver)を披露しました。

トップバッターでのステージでしたが、音楽制作をしているフィのソロパート、ジュニョクを捕えたかのように中心で形を作り、6人一体となって何かを解放したかのようなパフォーマンス、ソンジュン&ヒョンス&テフンによるアクロバットなど、観ている参加者たちが絶賛する(自己評価で1位を獲得)、ダンスに力を入れたステージでした!
チーム戦順位・総合4位
2話の「VS」ミッション
ロトゥキン2の2話で「VS」ミッションが始まりました。
一対一の勝負で、THE NEW SIXのStray Kids対決をチョイスし、相手はTEMPEST。
エースは音楽制作担当でラッパーのウン・フィで、作戦会議では大衆性を獲得したいと話していましたが、フィが選んだ曲の「Phobia」はMVもない、パフォーマンスもないからこそ比較対象がなく、僕らならではのステージを作れるのでは?と提案し、一か八かの勝負に出ました。

この曲は「恐怖」について書かれた歌詞なので、恐怖に負けないという気持ちをラップに込めたと話していたフィ。歌詞の日本語訳を読んでみたいなと思いました。LOUDの時から、プロデューサー視点を持っている子なので、新しい刺激を与える演出を考えて、グループの良さをたくさんの人に知ってもらう狙いが感じられ、頼もしく感じました。
実際にステージも蝶をモチーフに壮大なステージになっていて、カル群舞ありギョンジュンとのラップあり、そしてエンディングはまるでミュージカルのような「仮装大賞」風味のような演出で驚きましたが、フィが狙った通りに、THE NEW SIXオリジナルの「Phobia」を見せてもらいました⭐
VSミッションの勝敗は、THE NEW SIXが勝ちました😊✨
THE NEW SIXはチーム戦が3位・エース戦は4位
エース戦での結果にフィが悔しそうにしていましたが、視聴者にちゃんと魅力は伝わった気がします。
「VS」ミッション総合:4位
4話の「IDENTITY」ミッション
ロトゥキン2の4話で「IDENTITY」ミッションが始まりました。
このバトルでは、グループの概念「自分は何者なのか」というアイデンティティを、パフォーマンスに込めないといけない上に、エースを2人選抜することになりました。
番組が選んだ1人目のエースは、1話でも活躍したメインボーカルのジュニョク、そして作戦会議により、披露する曲の作詞も長男でラッパー・ビジュアル担当ギョンジュンに決定しました。
とてもシャイなギョンジュンは「他の人がエースを務めるのをみて怖くなってきた」とこぼしていたようですが、メンバーみんなの推薦により「みんなが信頼してくれたから、やってみる。ひとりじゃなく、みんなでいこう!」と意気込みを話し、ギョンジュンの内に秘めるパワーを全開にして、エースとしての責任の重さを実感しながら、練習に打ち込む姿が映っていましたね。
THE NEW SIXのアイデンティティとは?
グループの個性を見せたい。今まで強烈なパフォーマンスばかりだったから、爽やかすぎず、うまく調和がなせる曲ということで、選んだ曲は 2ndミニアルバム「Love Never Dies」のタイトル曲「Love or Die」を披露しました。
体調不良により「Love or Die」の活動に参加できなかったジュニョクのリベンジにもなります。

バルーンの中にいるジュニョクの歌いだし、哀愁が漂う眼差しで儚さを表現するのがいつも上手なんですが、Love or Dieの掴みで共鳴させられて、楽曲の世界に入り込むことができます。ロトゥキンでのコレオは誰なんだろうと思って調べたら、LOUDの9Rのステージ「너의 뒤에서/君の後ろで」のコレオ等を担当したTeamSameで、君の後ろでと同様に、今回それぞれメンバーを目立たせる演出があり、すごく良かったと思います。
特に、ソンジュンがはしごを流すコレオが斬新で印象に残りました。そして今回、エースを任されたギョンジュンは女性ダンサーとのセクシーな絡みがありました。ですが、観ている参加者からも「エースが誰か分からなかった」と言われたように、もう少しエースが目立つスタイリングをしてあげても良かったのではと思います。
クライマックスはテフンの「ラブダイ!」で転調し、激しさ増すパワフルなステージで締めくくりました。
「IDENTITY」ミッションの順位(1次ミション&2次ミッション合算)
チームランキング 4位
エースランキング 7位
THE NEW SIXはエースランキングが7位(最下位)となってしまい、チームランキング7位のTHE CREW ONEと、エースバトルでどちらが脱落となるのか、対決することになりました。この対決でエースとして任されたのはフィ。「時間を巻き返すことはできない」と冷静かつ強い意志と、ここで負けるわけにはいかないという闘争心に燃えていて、覚悟が決まった顔をしていました。

どれほどの重圧だったんだろう?
脱落か否かの評価がグループのエースひとりに託され、戦わなければならない。もちろんサバイバル番組なんですが、あまりに過酷なシステムだと思います。
始まる前に「UNDERWORLD」と名付けられたこの曲は、アンダーリーグにいる僕たち。その中で僕はリーダーになりたいという抱負を込めたから、脱落バトルですが、皆さんも共感して楽しんでほしいです。とフィが参加者たちに語りかけ、その気持ちをさらけ出せる強さや、作詞作曲編曲まで手掛けて音楽を生み出す才能、すでに称賛に値すると思いました。
対決の結果としては14対11で負けとなり、残念ながら脱落となりましたが、THE NEW SIXのラッパーとして戦い抜いたフィが、これからどんな音楽を作っていくのか、痛みと共に成長していく6人の活躍を今後も見守りたいと思います。
まとめ
THE NEW SIXの「Road to Kindom2」は終わりを迎えましたが、記憶に残るステージを披露し、ジュニョクの復帰や、アクロバットの習得など、グループとしてはさらに大きく、メンバーそれぞれの成長や進化を知ることができました。
最後に涙を流すフィやソンジュンが映っていましたが、この悔しさをバネにして、新たな楽曲でカムバックしてほしいなと思います。
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